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週刊アール neo 2

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2011年 12月 10日

やぎたこライブ

12月9日、「やぎたこ」(グループ名)のライブに行って来たよ。
昨年も今頃ライブがありました。今年が2回目。場所は、「溜まりBAR夕焼け」さん。

ウディ・ガスリーやフォスターの曲、そしてアイリッシュの曲も演奏してくれました。
こういう曲を演奏する人達って、いそうでいないんですよね。
演奏するやぎたこさん達も同じ事を言ってました。

私がその昔、初めてLPで聞いた時からとても印象に残っている
ウディ・ガスリーの「deportee(追われし人)」という曲も演ってくれました。

   「やぎたこ」さんは、右のお二人。 左は地元の「じょんなもん2」さんです。ラストの合同演奏風景です。
やぎたこライブ_d0238057_2135248.jpg


この曲は何度聞いてもジ〜ンとしてしまう。というか・・・・(恥)。
メキシコ人労働者を強制退去させるための飛行機が墜落した事故を歌っているものです。

ココで聞いてみて下さい!
歌っているのは、作者の息子アロー・ガスリーです。


<事故の概略>

1947年にアメリカ合衆国とメキシコ共和国の間でひとつの協定が結ばれた。

それによると合衆国政府から過去に強制退去処分を受けたメキシコ人不法就労者も、一時的に短期の労働者としてアメリカへの入国が許可されるというもので、これによってカリフォルニアの果樹園などでは収穫時期の季節労働者をメキシコから調達することができるようになったわけだが、この協定はしばしば雇用者側のアメリカ人によって悪用された。すなわち雇用期間が過ぎてしまった外国人労働者を雇用者が当局に不法滞在者として通報し、それを受けた当局は彼らを国外退去処分として国境のメキシコ側の町に送還する。そこで翌年、同じ雇用者が再び同じメキシコ人労働者と短期の就労契約を結びなおし、安価な労働力を繰り返し確保するというやり方だ。

こうした中、1948年1月29日、彼らメキシコ人不法滞在者を国境の町まで移送する州当局の飛行機の墜落事故が起こり、28人の「強制退去処分者」が命を落とすという惨事があった。彼らはひとりひとりには「ホアン」や「ロザリータ」や「ヘスス」や「マリーア」といった名前があったにもかかわらず、それらの名前が報じられることはいっさいなかった。 以上。

カリフォルニアって元はメキシコ人の土地だったようですね。
それを、アメリカが戦争で奪い取った形になったようです。


この曲のサビの歌詞は以下の通りです。

     Goodbye to my Juan, goodbye, Rosalita,
     さよなら、わたしのホァン、さようなら、ロザリータ

     Adios mi amigo, Jesus and Maria
     アディオス、わが友、イエス様にマリア様


ライブ終了後も客の人達とセッションが続きました。
私も、、、ついつい11時過ぎまで居座っていました〜。

*「やなぎ」さんと「たかこ」さんのコンビなので「やぎたこ」だそうです(笑)。



by billmon45 | 2011-12-10 22:02 | 音楽・その他


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